行政書士の選び方
1. 行政書士登録番号はどうか。
行政書士は他の資格と異なり、行政書士試験に合格しても仕事は殆ど分からず素人同然が現実です。登録番号が古いか、行政官退官者や行政書士補助者を長く続けていた人は仕事のできる人です。一応、登録番号が古いことは経験者と判断できます。
若い番号でも共同、合同事務所に所属していればベテランが傍におりますので長年経験者と同じだと思います。
登録番号は8ケタで、初めの2ケタが登録年を表します。
第13560811号 → 2013年登録(平成25年登録)
当事務所は登録番号第91080008号です。
登録は1991年(平成3年)ですが、業歴は30年を超えています。
2. 依頼する仕事を専門としているか。
あれもこれも取り扱う旨の表記は不可です。
企業を対象として企業のワンストップとして色々な業務を取り扱うことは行政書士として当然ですが余り多岐にわたる表記は疑問です。
車庫証明を取り扱う旨の記載は陸事関係の業務を専門としていない限り専門を持っていないことでしょう。
当事務所は、車庫証明、内容証明、陸事関係、入管、風営、離婚等は取り扱いません。
3. 紛争を取り扱っていないか。
行政書士は、争いのある法律事務を取り扱いできません。
離婚、交通事故、債権管理などと表記してある行政書士事務所は問題です。
4. 肩書はどうか。
団体役員等の肩書は一応社会貢献の物差しです。ボランチア、学会、社会貢献をどれだけしているかも選択の判断材料に成ります。
5. 電話は必ず出るか。
電話に出ないことは急用の時に連絡が取れないことです。先が思いやられます。
6.国際行政書士の場合、国際行政書士機構の認定を受けているか。
下記で、都道府県と氏名を入れ調べて下さい。正しい登録年が調べられます。
※日本行政書士会連合会行政書士検索
https://www.gyosei.or.jp/members/search/
弁護士等の他の資格も其々の士会で検索できます。
■ 弁護士情報検索 http://www.nichibenren.or.jp/bar_search/
■ 税理士検索 https://www.zeirishikensaku.jp/sch/zs_sch0.asp
■ 司法書士検索 http://search.shiho-shoshi.or.jp/